カピア街道周辺

巨大なヤギの姿をした魔獣。
角が空洞になっており、肺から直接空気を送り込んで大きな音を出すことができる。
周囲の仲間たちはその音を聞いて侵入者が来たことを認識する。
普通の人間が聞くと、そのおぞましい音に精神を病んでしまうという。

巨大な丸太ほどの太さの胴体をもつ大蛇。
巻きついて締めつけると象の胴体ですら真っ二つに引きちぎるという。

キノコから生じた人型の生物。
ある程度成長すると自ら土や倒木につながった足を切り離して歩行し始める。普段は森の中などで平和に暮らしているが、侵入者がくると襲撃し、その死体に根を下ろして栄養を補給する。

巨大なカラス。
高い知能を持ち、統率の取れた動きをする。中には人語を解する個体もおり、「飼い主」に協力して動いている場合もあるので注意が必要だ。

巨大な樹木にアニマと呼ばれる森の精霊が宿ったもの。
トレントが攻撃をしかけてくるということは、森にとってその者が「招かざる客」であるということを明確に示している。

集団で狂ったように噛みついてきて、例え自らの肉体の一部が損傷してもその動きを止めることはない。
魔獣は動物の死骸から発生するという説があるが、一部の学者はゾンビウルフはまさにその過渡期の状態にあると考えている。