イスタニア王都周辺

強力な消化液を吐き出して敵を攻撃する。
この消化液は鉄をも溶かす強力なもので、王立大学の研究室においてその成分が研究されている。

犬の姿をした亜人。
ある程度の知能をもち剣と盾を巧みに操る。その強い筋力から繰り出される強打は鋼鉄製の剣をもへし折るという。

怨念が込められた不気味な人形。
近隣の集落に住む部族が何らかの身代わりとして使用していた物のようだが、一体どのようなからくりで動いているのかは分かっていない。
その不思議なおどりを見たものは生きる意欲をなくしてしまうという。

強盗兵士の正体は正規軍を脱走し、あまつさえ強盗すら行うようになった王国軍兵士である。
人間としては落ちるところまで落ちた兵士だが、戦闘能力は一般の王国兵となんら変わることがない。
その得意技である「王国剣法・一の太刀」は王国歩兵隊の伝統の技であり、強力な威力を誇る。

かつて闘鶏だった緑色の体毛を持つ魔獣。一度噛みつくと死ぬまで離すことはないという。
一度、色を染められて闘鶏として出場させたことがあったらしいが、誰それ構わず攻撃するので危険すぎるとして禁止になったという。

風をあやつる妖精の一種。
普段は旅人の帽子を飛ばしたりして遊んでいるが、一度機嫌を損ねると強力な風を巻き起こして周囲一帯を壊滅的な状況に追いやる。
本気で気に入らない者が現れると、空気を刃のように圧縮して敵に切りつける「ウィンド・カッター」を使用するという。

緑色の甲殻を持つスコーピオン。
砂漠に砂に潜んで獲物が通り過ぎるのをじっと待ち、一撃必殺の毒を注入する。
酷暑に耐えうるその甲殻は防具の素材としても人気が高いという。